2018/05/13

人事が語る転職で内定受諾を迷った時に必ずチェックすべき5項目

 
サムネイル_転職で内定受諾を迷ったら

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中途採用マーケッターやっしー
33歳で8度の転職を経験。社会人2年目に地獄の転職活動(220社に応募)を経て、人事にキャリアチェンジ。日系ベンチャーや外資系IT企業、金融機関で主に業務改革や立ち上げを経験。 「過去の延長線上に未来を描く必要はない」「未来につながらない我慢は不要」という信条で生きていると、どんな人生になるのかを実験中^^
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転職活動をしていれば、誰もが内定をもらえると一安心するところです。ただ、ここで安心しきってはいけません。

 

オファーレター(労働条件通知書)に記載されている労働条件を十分にチェックせずにサインして後悔するケースが多々あるからです。

 

オファーレターに書いてあることは最低ラインの情報ですね。ワークライフバランスや評価制度まで人事に質問しておくのが無難ですね。

やっしー

そうそう。年収アップとか希望の職種にキャリアチェンジする時は、採用企業の期待値を取り違えてしまいがちなのでさらに要注意だねー

人事部長のたなかさん

 

このように、内定を受諾する際にはオファーレター以外の情報確認が欠かせません。内定後であっても遠慮なく確認しましょう。入社後にミスマッチに気づくのはあなたにとっても、採用企業にとっても、最悪のシナリオなので。

 

今回は、オファーレターにサインする前にチェックしておくべき5つのポイントをまとめていきます。

 

転職理由の整理がついてない場合は、まずは「面接までに転職理由の優先順位を明確にする3ステップ」を確認のうえで頭を整理しましょう。




ポイント1:残業代を含めた想定年収は十分か?

仕事内容と給与への納得感は入社後のパフォーマンスに影響するのでオファーレターにサインする前に必ず確認しましょう。

 

内定受諾を迷う場合は、以下の2つのポイントを踏まえて「必ず交渉し、交渉結果に納得できるかどうか」を確かめましょう。

 

(1)希望は伝えることに意義がある

具体的には最終面接後の条件面談時に、中途採用担当者または転職エージェントに希望年収を明確に伝えましょう。

 

年収は転職先の企業の給与レンジによって決まるため、前年収が高い人は高評価を得ていても、維持が限界の場合があります。

 

それでも、交渉が大切なのは、交渉プロセスで、以下の2点がわかるためです。

交渉が大切な理由

  • 内定先の給与水準(体系)を大まかに把握できる
  • 交渉に対応する姿勢であなたの採用への真剣度が見える


 

(2)年収ダウンの覚悟が必要な場合

過去の経験をそのまま活かせる会社に移る場合は、年収アップでの転職は十分に可能です。

 

ただ、以下の2つの場合は年収ダウンの可能性があることを理解しておきましょう。

企業規模が大きく変わる場合

大企業からベンチャー、中小企業への転職

同一職種でも業界が変わる場合

IT企業、製薬会社、金融機関からメーカーへ転職

 

内定受諾時に覚悟していても、給与明細の総支給額が減っているのを見たときは、ショックを受けるものです。ただ、新たなチャレンジを優先して入社を決めた場合は、仕事のやりがいでカバーしていけます

 

一度きりの人生です。生活苦になるほど、収入が下がるわけでない限りは思い切りチャレンジするのも悪くないです。

やっしー

 

ポイント2:ワークライフバランスのイメージがわくか?

年収や仕事内容が魅力的であっても、想定外のかたちでプライベートを犠牲にすれば、転職を後悔することになりかねません。

 

特に、大企業過去の会社で手厚い福利厚生があった場合は、転職先では条件ダウンになる可能性があります。

 

入社後に初めて気づくという事態にならないよう以下の2つのポイントを押さえておきましょう。

 

(1)確認の進め方

まずはオファーレターの記載内容を確認しましょう。

 

もし記載がなければ、直接応募の場合は人事担当者・転職エージェント経由の場合は担当コンサルタントに質問しましょう。

確認しておきたい項目一覧

  • 人事評価の時期と回数
  • ボーナス支給、昇給時期
  • みなし残業時間の有無
  • 交通費の支給上限額
  • 扶養手当、家族手当等の福利厚生
  • 有給休暇、特別休暇の付与日数


特に、福利厚生については細かく説明し出すとキリがないため、確認したい項目と理由を伝えると関連する情報をスムースに得やすいです。

 

(2)制度の利用例を確認する

有給休暇や育児休暇等の制度は労基法で設置が義務化されていますが、活用のレベルに対する取り決めはありません。そのため、各社で運用は大きく異なります。

 

ミスマッチを防ぐには、以下のポイントの活用事例を確認するようにしましょう。

ワークライフのチェックポイント

  • 月間の平均残業時間
  • 繁忙期の残業時間
  • 有給休暇取得の状況
  • 産休、育休の取得事例


希望の優先順位を整理したい場合は、「転職でワークライフバランスを見直すための3つのポイント」をご覧ください。

 

ポイント3:社風(企業カルチャー)にマッチしているか?

「転職先がチームワークを重視しているかどうか?」が新たな環境で成果を出せるかどうかを大きく左右します。

 

以下の2つのコツを押さえて、入社後に想像以上に仕事がしづらい環境だった後悔が生じないようにしましょう。

 

(1)チームワークを確認するコツ

優れたチームワークを生み出す組織は、①明確な役割分担、②フェアな評価制度を持ち合わせています

 

この2点を確認するために、経営トップまでのレポートラインとチーム内での役割分担を確認することが大切です。

 

この点が過去の会社よりも曖昧である場合は、入社後に社内での動き方がわからず苦戦しやすいので要注意です。

 

(2)スピード感をチェックするコツ

組織の構成を踏まえたうえで、以下の2点をチェックして、日常業務の決裁に要する時間を具体的に理解しておきましょう。

  • 業務の決裁権を誰が持っているか?
  • 通常、決裁までのどの程度の時間を要するか?


より細かいチェック項目は「転職で内定をもらった後に必須の3つの行動とチェック項目10選」でご確認ください。

 

ポイント4:内定先ならではの魅力を感じているか?

どれだけ給料が高くても、会社の戦略や業務プロセスに自信を持てなければ、仕事への満足度は下がります。

 

営業やエンジニア、マーケティング、経営企画の職種の場合は、自社サービス・プロダクトに誇りを持てないとモチベーション維持が難しくなりやすいです。

 

転職を後悔することにならないように以下の3点は必ず確認しておきましょう。

  • 競合他社と比べてプロダクトやサービスの独自性があるか?
  • 市場規模やマーケットシェアはどの程度あるのか?
  • 今後の事業戦略は現実的か(夢物語になっていないか)?


特に事業部長クラスの人のコメントは重要です。事業計画と事業戦略がクリアで、情熱的に話をしてくれる人なら最高です。

 

一方で、もし他社をけなす、数字をはぐらかすという対応である場合は、内定辞退という選択肢も考慮に入れましょう

ポイント5:内定先でしかできない経験はあるか?

経験・スキルの希少価値が高さはあなたの市場価値を高めるうえで必須の要件です。

 

転職を通じて、市場価値を高めるためには、転職先で積みたい経験ができるかをしっかりと検討しましょう。

 

経験の幅をスピーディーに広げたい場合

成長速度が速いベンチャー企業への転職を検討しましょう。

ひとつの会社で多様な職種を経験したい場合

ジョブローテションがある大企業の方を視野に入れましょう。

 

事業の成長が早く採用が追いついていない会社は、手を上げればなんでも任せてもらいやすいですね。過去の経験にとらわれずに、幅広い実務経験を積みやすいのでキャリアチェンジしたい人にはチャンスですね。

やっしー

 

そうだねーただ、マーケティング、人事、経理、法務などの専門職でキャリアアップするために必要な専門性が高られないリスクがあるので注意が必要だよねー

人事部長のたなかさん

 

これらのメリット・デメリットを考慮して、仕事の幅を広げられる可能性がある転職先を選ぶことをオススメします。




まとめ

仕事を辞めたいと思った理由を解消できるかどうかが何より重要です。仮に年収アップであっても、転職前のように仕事の悩みが尽きない状態に戻ってしまいます。

 

そのようにならないためには、内定受諾前にはこの2点の確認が必須です。

  • 「本当に今の会社を退職しても後悔はないのか?」
  • 「転職活動をここで終えて後悔はないのか?」

 

内定後に詳細条件を検討するために、検討期間を必ずもらうようにしましょう。もし、懸念や不明点がクリアにならない場合は、内定を辞退して転職活動を仕切り直すのもひとつの選択肢です。

 

入社直前の辞退や入社直後のミスマッチ発覚は、採用企業とあなたお互いのダメージが大きくなります。そうなるくらいであれば、内定辞退のほうがマシです。

 

辞退してもOKと思って、焦らずに検討したうえで、オファレターにサインするようにしましょう。

 

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中途採用マーケッターやっしー
33歳で8度の転職を経験。社会人2年目に地獄の転職活動(220社に応募)を経て、人事にキャリアチェンジ。日系ベンチャーや外資系IT企業、金融機関で主に業務改革や立ち上げを経験。 「過去の延長線上に未来を描く必要はない」「未来につながらない我慢は不要」という信条で生きていると、どんな人生になるのかを実験中^^
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