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転職で有利な資格の定番は英語?持っていないと本当に困る資格とは?

 
転職に活かせる資格とは?
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Shin@多国籍組織づくりサポート
企業人事として早10年、日系ベンチャーや外資系企業で人事系の業務改革や立ち上げに従事。模範的な会社員の働き方が体質に合わず、独立、Iターン転職@札幌、オール外国人の日本法人の立ち上げなど、一度きりの人生なので常に全力投球をモットーに活動中。
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転職で最も重視されるのは実務経験ですが、資格を持っていることで書類選考を通過しやすくなるメリットがあります。

このメリットを得るには自分自身で目指すキャリアの方向性に適した資格を選び、効率よく取得する必要があります。

 

そこで、今回は転職に役立つ資格の実例をご紹介していきます。最適な資格を選べるようにご活用ください。

 

もし以下の資格を具体的に検討している場合は、下記記事をご覧ください。




1.年収アップに直結するのは英語

転職サイトDODAが2012年に行った調査結果では、初級レベルの英語力を求める求人は2005年の時点で約4%であったのに対し、2012年には約56%まで上昇しています。

 


(出典:転職サイトDODA「グローバル採用の実態調査2012 −企業が求める“英語力”とビジネスパーソンの“英語力”(調査対象:2005年〜2012年にDODAに掲載があった求人約20万件)」)

 

(1)日系企業でも英語が求められる

この調査結果からは英語は一部の人に求められるスキルではなく、ビジネスパーソン全体の課題になってきていることがわかります。

 

調査結果から見える2つの動き

  • 約5年で初級の英語力のニーズが約15倍、全体の6割にまで増加
  • 2008年以降に全レベルのニーズが2−4倍に急増し、その後も同水準をキープ

 

「英語力は外資系または海外部門で働くときに身につければいいという」感覚では将来のキャリアアップは難しくなるでしょう。

 

(2)ビジネスレベルの英語力も必要に

初級レベルだけではなく、中上級レベルの英語力へのニーズも高まっているのも見逃せない動きです。

 

この変化からは、日系企業でも外国人と個人で渡り合える人材の採用ニーズが高まっていることがわかります。

 

ビジネスレベルの英語力を身につけるためには資格の勉強だけではなく、コミュニケーション力を鍛える必要があります。

 

転職で具体的に英語を活用する方法は「TOEICは本当に役に立つ?英語の資格を活かして転職を有利に進める3つの注意点」ご確認ください。

 

2.普通自動車免許がニーズNo1

2012年のDODAの別調査では、資格が応募要件に含まれる(約15,000件)の約1割が普通自動車免許であった結果が出ています。

 


(出典:転職サイトDODA「転職で本当に有利な資格は?」)

 

職種別の調査結果でも、12職種のうち10職種でNo.1になっており、自動車免許は全職種で共通したニーズになっていることがわかります。

 

ただ、このニーズは首都圏と地方都市では異なってくるため、以下の2つの傾向を押さえておきましょう。

 

(1)首都圏は特定職種では必須

首都圏では電車のほうが時間が正確、かつ、事故のリスクが低いため、車通勤をNGにしている会社が多いです。

 

そのため、首都圏で自動車を使用するのは、MRや個人向け不動産営業のように住宅街の移動が求められる職種に限定されていいます。

 

(2)地方都市はマイカー通勤OKが当たり前

地方都市では、内勤スタッフ以外は免許は必須の資格と考えておくのが無難でしょう。

 

例えば、札幌のように市内に地下鉄が発達している場合でも、営業職は業種に関係なく自動車免許が必須要件になっている状況です。

 

Uターン・Iターン転職を考える時には、交通手段の違いに気を付けましょう。




3.簿記・IT系資格は便利

正社員採用では【未経験可】の仕事を除いては、実務経験が問われるため資格自体が転職に有利に働く機会は限定的です。

 

一方で、契約社員や派遣社員の場合は、未経験可の求人が多いため、資格取得をきっかけに時給アップやキャリアチェンジにつなげやすいです。

 

これらの前提を踏まえたうえで、IT系資格、簿記資格をどのように活かすかを検討いていきます。

 

(1)派遣の仕事に強いIT系資格

IT企業では近年、コールセンターやテクニカルサポート業務を派遣やアウトソーシングを活用して運営するケースが増えています。

 

そのため、ITパスポートドットコムマスター等の資格があると有利になります。

 

サポート業務の場合は、ドットコムマスターの取得すればプラスになる可能性があります。

 

ITパスポートは、試験内容が幅広く(経営戦略、情報管理、情報技術)、3-5ヵ月の学習期間を要するため、希望職種に活かせるかを事前にチェックすることをオススメします。

 

(2)事務系は日商簿記が定番

1級から3級までありますが、履歴書に書くためには2級以上の取得が望ましいです。

 

2級、3級の学習期間は【3級:約1ヶ月半】【2級:3、4ヶ月】が目安です。

 

キャリアチェンジの場合を除いては、経理関係の仕事に関わりながら、2級以上を取得を目指しましょう。

 

転職に簿記資格を活かす方法の詳細は「経理の転職に簿記資格は有利になる?資格を活かすためのポイントとは?」でご確認ください。

 

まとめ

今回は主要な資格のみを取り上げましたが、希望する職種や業種によって必要な資格は変わってきます。

 

また、資格取得だけでは、年収アップにはつながりづらいので実務経験が積める環境をまずは大切にしてください。

 

これらの注意点を踏まえたうえで、将来的に必要になるスキルを資格の学習で身につけられれば、転職の時のひとつの武器になるでしょう。

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Shin@多国籍組織づくりサポート
企業人事として早10年、日系ベンチャーや外資系企業で人事系の業務改革や立ち上げに従事。模範的な会社員の働き方が体質に合わず、独立、Iターン転職@札幌、オール外国人の日本法人の立ち上げなど、一度きりの人生なので常に全力投球をモットーに活動中。
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  1. […] 英語ニーズの高まりは「転職で有利な資格の定番は英語?持っていないと本当に困る資格とは?」で解説しています。 […]

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