失敗しない転職準備

転職経験者が語る10分でわかる外資系企業の特徴まとめ

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外資系転職に失敗しないためのポイント
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Shinsuke Yashima
日系上場企業、外資系IT企業・金融機関で人事全般を担当した後、New beginnningsを創業。人事へのキャリアチェンジで地獄を見た経験から転職ノウハウ・体験談を幅広く伝えたいと思い、本ブログを運営中。

転職エージェントや転職サイトから大まかに伺い知ることはできますが、内情まで知ることはできないのが実情です。

 

転職で最重要なチェック項目である社風との相性がわからないというのは非常にリスキーです。

 

そこで、日系企業、外資系企業の両方で勤務経験者の体験談も交えながら、外資系企業の特徴を整理していきます。

 

外資系への転職がはじめての方は「クビを恐れてはいけない。外資系企業への転職で失敗しないための心得」を先に読んで頂くとこの先のイメージがわきやすいです。




1.採用された人は全てプロ。待ちの姿勢はNG

日系企業と外資系企業の双方で勤務経験を持つ人の多くは、日系企業の方が結果が求められるまでの期間が長いと答える方が多いです。

 

具体的には以下の違いがあります。

 

(1)手取り足取り教える日系企業

日系企業で6年勤務した後、外資系企業に転職して7年が経過しているIさんのコメントが参考になります。

 

新入社員教育というシステムがあること自体が日系企業の親切な部分だと思います。ビジネススキルや業務知識を含めた座学研修を数ヶ月実施するのは日系企業ならではです。

 

外資系でも入社後1、2週間程度はカリキュラムを組んであるケースがあります。

 

しかし、結果重視のカルチャーであるため、基本的には「実務の準備をしながら効率よく受講する」よう自己管理することが求められます。

 

(2)年齢は関係なくプロ扱いする

Iさんの勤務する外資系の企業でも新卒入社でも、日系企業のような長期間の座学は実施しません。

 

新人に手とり足とり育てるのではなく、あくまで、任された仕事をやり切るためのフォローをしてあげるという感覚です。

 

この感覚は日系企業でも社員数が少ないベンチャー企業に近いです。

 

そのため、ベンチャー企業から外資系企業への転職はカルチャー面ではマッチしやすいでしょう。

 

2.仕事は自己管理が原則、チームワーク重視

Iさんに現在のワークスタイルを伺ってみて見えてきた外資系企業の特徴です。

 

(1)責任範囲が明確なので自分で仕事を調節しやすい

日系企業勤務時代と比較すると、役割がはっきりしているため、仕事のメリハリをつけやすいという特徴が見えてきます。

Iさんが語る外資系の2つの特徴

  • ポジションに応じて業務の担当範囲が明確に決まっているため、自分で仕事を組み立てやすい
  • 業績評価の基準がクリアで、評価も得やすい

 

この点にメリットを感じるのはIさんが日系企業で働いていた際の苦い経験があったからとのこです。
 

日系企業時代は、お互いに役割を気にせずにお願いをしやすい反面、責任範囲が曖昧になりがちでした。
 

必要以上に仕事を抱え込んでしまい、ワークライフバランスが完全に崩れてしまったことがあります。

 

外資系は日系企業と比べるドライな印象がありますが、無駄がない分、ワークライフバランスを取りやすい傾向があるのがわかります。

 

(2)一般社員でも結果責任は伴う

任せた仕事を完遂するために、責任範囲がクリアになっている以上は、自分以外の誰のせいにもできない状況になります。

 

外資系の評価システムの特徴

  • 評価期間(四半期や半期)内の目標達成度が評価対象
  • チームワークは重視されるが、個人目標の達成ありき
  • ボーナスの査定は個人業績が重視される

 

外資系でもチームワークを大切にする会社では、昇進や昇給の査定では、個人業績だけではなく、チームやカルチャーづくりへの貢献も評価対象になります。

 

「外資系=個人主義」と勘違いされがちですが、「成果主義であっても、個人主義での行動は評価されない」という点には注意が必要です。




3.年功ではなくパフォーマンスが重視される

外資系企業では「年次によって後輩扱いする」「上司を役職名で呼ぶ」といった文化が薄い傾向があります。

 

仕事の役割が重視されるため、対等な関係で仕事がしやすい反面、結果に対するプレッシャーを避けることはできなくなります。

 

この風土は以下の2つの特徴となって現れます。

 

(1)年齢に関係なくプロ扱いされる

Iさんが勤務開始して2年目にインターンシップを受け入れた際は、パフォーマンスが高かった女性はその後、正式に採用されました。

 

新卒採用でしたが、管理職に近い役割が求められるポジションになり、10歳以上の年上の人と肩を並べて仕事をする環境でした。

 

このように、外資系企業の場合は、パフォーマンス次第で年齢や入社年次に関係なく役割が与えられます。

 

(2)成果が出る環境づくりに投資する

パフォーマンス重視の考え方はオフィスの環境づくりにも特徴が現れます。

 

環境づくり例

  • 定期的な社内イベント
  • 社内表彰のイベントや褒章(旅行など)
  • 高級なコーヒーマシーンを設置
  • ドリンクやフルーツなどを自由に食べられる

 

各社で投資の仕方に違いはありますが、短期間で成果を求め、常に高いパフォーマンスを要求するリターンを与えてくれます。

 

成果に対しては非常にシビアですが、それでも、外資系の方が働きやすいと感じる人が多いのは成果に対してフェアな見返りがあるためでしょう。

 

4.ワークライフバランスを大切にする

海外のオフィスでは残業を美徳としたり、同僚より先に帰りづらいという感覚はありません。

 

むしろプライベートの充実が仕事の充実につながると考えるため、ワークライフバランスを取りやすくなることがあります。

 

ワークライフバランスの見直しのポイントは「転職でワークライフバランスを見直すための3つのポイント」でご確認ください。

 

(1)プライベートを犠牲にするのは美徳ではない

Iさんのケースは日系企業と外資系企業の仕事観の違いがわかりやすく表れています。

 

Iさんのワークライフバランスの変化

<日系企業時代>

平日は深夜の帰宅になり、土日もローテーションで勤務
 

<外資系転職後>

平日は定時で帰り、各週で土曜日出勤、報告書を準備する月末の数日間のみ残業

 

このように外資系企業へ転職したことで、家族との時間や自分自身の趣味に時間を割きやすくなることがあります。

 

(2)自由には責任が伴う

会社が社員を細かく管理しないのは、個々人がプロとして仕事を完遂してくれるという信頼関係があるためです。

 

たとえ、英語に不慣れであっても、仕事を任されれば、結果に対する責任が発生します。緊張感は高い環境ですが、任せられた方が能力を伸ばすことも可能で、向上心も維持できています。

 

Iさんのように管理されずとも役割を果たすために自己研鑽を積める人でないと外資系企業で生き残るのは難しいでしょう。

 

まとめ

外資系企業は、社員は全て一人のプロとして採用されるため、結果が常に問われる厳しい環境です。

 

それでも、成果に対するリターンをタイムリーに与えてくれる環境であるため、結果重視の仕事をしたい人には居心地がよくなります。

 

一方で、「自発的に行動し、結果を出す環境が好き」だと感じる人以外にはプレッシャーが大きく、長く働きづらく感じる環境でもあります。

 

これらの特徴を踏まえて、自分自身にマッチする環境を選びましょう

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